top of page

MIZUHIKI 

水引’ の歴史

 

水引の歴史は古く、飛鳥時代の遣隋使が贈答品に紅白の麻ひもを結んだのが始まりと言われています。

室町時代になると武士が貴族の習慣を模倣するようになり、麻紐から紙の縒り紐に変化していきました。明治以降一般化し、庶民の間にも浸透していくことになります。

そもそも「結び」という言葉は神道で重要視されていて、単なる贈答金品のラッピング用品ではなく、

人と人とを「結ぶ」コミュニケーションツールとして重用されてきました。

大正時代になると立体的な水引細工が始まります。こうして贈答品用以外にも広く用いられ、

結納飾りやインテリアなどの工芸品、アクセサリーなどの小物も登場します。

それとともにこれらを制作するアーティストが現れるようになりました。

アーティストプロフィール

 

山本 愛 (やまもと あい)

水引造形家

2001  東京藝術大学大学院美術研究科鍛金専攻修了
2005~ 埼玉県加須に工房をかまえる/康良居アトリエ貳號室
2009~ こども造形教室「あいのて」主宰/埼玉県桶川市
2012  
金属造形「山本愛」に改名するとともに、身近な素材で日常をちょっと楽しくする工作作家「やまもとあい」として活動開始

2019~ 『Y.Ai 水引展』(赤坂 Gallery×Cafe Jalona)…2020・2021・2023にも開催

※他、個展・グループ展多数

…大学院で鍛金を専攻した山本さんが、歴史ある日本の素材に出会い、

現代の感覚で自由自在に作品化。水引の深い魅力を未来に、世界に問いかけようとしています。

祝い箸

祝いの席やお正月に用いられる「祝箸」。春一番に芽吹く縁起の良い柳の木が使われます。
大晦日に家族の名前を箸袋に記入し、神棚に供えます。
正月に使ったら自分で洗い、松の内は同じ箸を使うのが習わしです。

どの作品も少量しかない貴重なものですが、ご希望の方はECサイトにてご購入いただけます。

(工房での手作りのため、売り切れ・製作待ちの際はご容赦下さい。)

bottom of page